🐶ペット同行訓練を実施しました🐈
7月12日(土)、神大寺小学校の防災拠点で「ペット同行避難訓練」が開催されました。
地域の皆さん約30名とともに、10匹のわんちゃんたちも参加し、災害時における避難の流れや備えについて確認しました。
参加者は、避難所の運営方法やペットの管理について、神奈川区職員の方からの説明を受けたほか、地域の獣医師でもある運営委員の先生から、実践的なアドバイスを伺うことができました。


🧭避難する側と受け入れる側、それぞれの備え
▶避難する側の備え(獣医さんのアドバイス)
• ワクチン・ノミ・ダニ予防などの健康管理を日頃から行う
• 非常時に備え、かかりつけ医と相談の上、小分けのフードなどを備蓄しておく
• 猫はキャリーを嫌がることが多く、日頃から慣れさせる訓練が大切
• 徒歩や自転車で通える範囲の、信頼できる動物病院を見つけておく
▶受け入れる側の備え
• 防災倉庫にスターターキット(初期物資)あり。ただし最低限の備え
• 夜間照明は小型LEDライト程度。各家庭でライトや電池の準備が必要
• 飼育ルールはその場で避難者同士が話し合い、決まった内容を看板にして掲示
• 避難所リーダーは、有事の際にその場で選出し、できるだけ複数人で協力体制をとる



🚨「命を守る」ために、今できることを
過去の災害では、「ペットと一緒に避難できない」ことが命に関わるケースもありました。
国も現在は「ペットの同行避難」を推奨しており、横浜市でも受け入れ体制の整備が進められています。
ペットも大切な家族です。
災害時に慌てないために、日頃からの備えと地域での連携が何より大切です。
文責:秋本丈晴