令和7年度 地域防災拠点運営委員会に参加して思うこと

【地域防災拠点運営委員会に参加して思うこと】

昨日、地域防災拠点運営委員会に参加しました。
この会は、災害時に避難所となる学校を中心に、地域の住民が協力し合って支援体制を整えるための重要な取り組みです。

現在、庶務班・情報班・救出救護班・食料物資班など、班ごとの役割分担はあるものの、「具体的に何をするのか」「どこでどんな動きをすればよいのか」といった指示やマニュアルは十分に整っておらず、実践的な訓練がまだ追いついていないのが現状です。

【女性の視点を防災に】

今年度、下三枚町自治会では、女性の役員に防災拠点運営委員をお願いしました。
これは、避難所運営において女性や子ども、高齢者への配慮を強化し、より現実に即した体制づくりを目指すための新たな一歩です。
避難所生活では、プライバシーや衛生、物資の配分など細やかな視点がとても大切になります。
多様な立場の声が運営に反映されることで、地域の防災力も確実に高まっていくと感じています。

【委員を一人にしない防災体制へ】

防災拠点の運営委員という役割は、「いつ起こるかわからない」非常時に備える、重要で責任あるポジションです。
その分、各町会の中には、重責ゆえに長く続けるのが難しい委員さんもいるという現実もあります。

だからこそ、これからの防災は「一人で背負わない仕組み」が必要だと思います。
できる人が、できる時に、できることを。
少しずつでも関わる人を増やしていくことで、地域の力が蓄えられていくはずです。

【“見える防災”へ、ホームページも活用】

現在はホームページも立ち上がり、行事や活動報告もタイムリーに届けられるようになってきました。
これからは防災も“見える化”を進め、誰が見ても、来ても、すぐに分かる体制づくりを目指していきたいと思います。

防災は、特別な人だけがやるものではありません。
関心がある方、少しでも気になった方、ぜひ一緒に防災を考えていきましょう!

下三枚町自治会 秋本丈晴