地域の力を合わせて、有事を想定した防災訓練へ

本日、第2回神大寺小学校地域防災拠点運営委員会 が開かれ、11月に予定している防災訓練に向けて意見交換が行われました。

当初の日程がずれ込み、本来は昨日が会合予定日でしたが、その時間を無駄にせず、有志の委員さん方が集まり、訓練の在り方や今後の拠点について熱心に話し合ってくださいました。

地域を思い、行動してくださる熱いお気持ちに、心から感謝申し上げます。
こうした思いの積み重ねが、地域の大きな力となり、次につながっていくと感じています。

今後は、避難所内の授乳室、洗濯場、トイレなどについて女性目線での意見交換を重ねていきます。
授乳やおむつ替えのスペースにはプライバシーを確保できる仕切りが必要であり、下着や子どもの衣類を洗える洗濯環境、人目を気にせず着替えられる更衣スペース、生理用品の備蓄と配布のしやすさなど、女性や子どもが安心して過ごせる工夫は欠かせません。
こうした視点を委員会として大切にしていきたいと思います。

また週明けには校長先生のアイデアを伺い、準備に生かしていければと思います。

有事を想定した実践的な訓練に少しでも近づけるよう、みんなで力を合わせ、その方向へ持っていきたい――これは委員会メンバー皆の思いのようです。

そして本日の会合は、委員会としての方向性が見えてきた有意義な会合となり、その方向へ進んでいることに安堵の気持ちでまた一杯です。

これからも共に力を合わせて歩んでいきたいです。
そして、この訓練に地域の方々に参加していただくことで、防災に関心を持ち、私たちと一緒に力になってくださる方が増えれば、とても助かります。

追記

いずれにせよ、発災は避けては通れません。
南海トラフ地震は、今後30年以内に発生する確率がおよそ80%程度とされています。
つまり、決して遠い未来の話ではなく、私たちが生きている間に起きてもおかしくない現実です。

不安をあおるのではなく、だからこそ、
“日頃の備え” と “地域のつながり” が何より大切になります。

どうぞ皆さんと共に、一緒に備えていきましょう。

下三枚町自治会会長 秋本 丈晴