神明社祭礼の準備と組長・役員会

境内の手水舎には、清らかな水とともに珍しい 亀甲竹(きっこうちく) が添えられています。
竹の節が亀の甲のような形をしていることから、長寿や繁栄を願う縁起物とされており、なんと テレビドラマ「水戸黄門」で黄門様が手にしていた杖も、この亀甲竹 だったと伝えられています。
この亀甲竹は、小川連合会長よりご寄贈いただいたもの。お祭りを迎えるにふさわしい、清らかな雰囲気を感じます。

昨日から奉賛会の皆さんを中心に、テント設営やお神輿の準備が進められました。
本日は電気関係の設営も行われましたが、夕方から雨予報が出ていたため、雨に濡れない箇所だけを先に整え、提灯などは明日の朝一番で仕上げる予定とのことです。

そして夕方からは、17時より組長会議 が開かれ、足元の悪い中、28名の皆さんにお集まりいただきました。
ここでは、12月1日から始まるリチウム電池の収集や共同募金のお願い、感震ブレーカーの設置に関して自治会館に設置したスイッチ断ボールⅢの説明を行いました。

引き続き、17時30分からは役員会。
国勢調査員への労いの言葉に始まり、リチウム電池収集、先月実施した家庭防災員さんによる防災訓練の報告や、11月に予定されている神大寺小学校防災拠点の防災訓練について防災部からの説明がありました。
さらにIT担当役員からは、新しい取り組みとして「音楽(レコード)を聴きながらおしゃべりできるサークルを月1回開催し、世代を超えた交流を広げたい」という提案があり、役員からも試験的にやってみようとの賛同がありました。こうした若い世代のアイデアは、これからの自治会にとって大切な力になると感じました。

祭礼準備から会議まで盛りだくさんの一日でしたが、地域が少しずつ進化し、つながりを深めていることを実感しています。

文責:秋本 丈晴