地域の宝を守る温かな時間


春の陽気に包まれ、ピカピカの新一年生が元気に通い始めた神大寺小学校。
まだ大きなランドセルに少し振り回されながらも、一歩一歩前に進む姿に、思わず笑みがこぼれます。
下三枚町自治会では、毎週月曜日と水曜日、地域の皆さんによる児童の見守り活動を行っています。
前会長の千葉さんをはじめ、地域の頼もしい方々が横断歩道や通学路の要所に立ち、子どもたちの安全な下校を見守ってくださっています。
この日はお天気にも恵まれ、見守りの方々だけでなく、保護者の皆さんの姿も見られました。
新一年生の下校に保護者の方々が少し心配そうに、でも温かなまなざしで寄り添っている姿は、まさに“地域全体で子どもを育てる”姿勢の現れです。
そして、今回の見守り活動には、三枚地区連合自治会「亀鶴会」の川上会長さんも参加してくださいました。
下三枚町には、70代・80代というご年齢を感じさせないほど意欲的で行動力のある皆さんが、地域のために力を尽くしてくださっています。
お一人おひとりが“地域の守り手”として、子どもたちに「気をつけて帰ってね〜!」と優しく声をかけながら安全を見守ってくださる姿は、町の温かさそのものです。
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「地域の子は地域で見守る」
そんな想いが今もこの町にはしっかりと息づいています。
近年、周辺の町内会では子ども会の活動が縮小・消滅しつつある中で、
下三枚町ではこれまで通り地域と子どもたちのつながりを大切に守り続けています。
行事の数が限られてきている中でも、こうした見守りやふれあいの時間が地域の絆を支える大切な役割を果たしています。
行事の数は減っても人と人とのつながりは決して絶やさない——
それが私たち下三枚町の誇りです。
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こうして今日も地域の力で子どもたちの安全が守られました。
いつも支えてくださる皆さま、本当にありがとうございます。
※このブログに掲載している写真は、保護者の方々の許可をいただいた上で、プライバシーに配慮しながら掲載しています。
下三枚町自治会 会長 秋本 丈晴